かつて、フランスの啓蒙思想家ルソーは、教育論『エミール』の中で、「子どもは、その自発性を重視し、名誉・権力・富・名声といった社会的評価から自分を測るのではなく、自分を測る基準を自分の中に持つべきだ」と説きました。

この言葉は、中学受験に向かうお子さまについての真理です。自身の内なるやる気と達成感こそ、自己肯定感を伴い学習し続けるエネルギーとなりえます。その観点からも、やみくもに早い時期から大量消費的な学習を始めるのではなく、計画的に学習の質と量を考え、キャパシティを広めていくプログラムに取り組むことが、ムリ・ムラのない中学受験の環境を形成する上で意義有ることとなります。

中学受験クリニックアルゴは、多くの中学受験生の再生の過程で導き出したプログラムを、『年長児・小１～３年生ためのアプローチ・エミール』としてご提供することにより、心身ともにバランスのとれた学力へと育みます。

現在、大学入試は変革期を迎え、「答え」ではなく「理由」を求める問題が多数散見できるようになりました。そこには課題設定能力・課題解決能力・論理的思考力を評価することにより、２１世紀を生き抜く真のグローバルリーダーの育成を目指す文部科学省の意図が現れています。大学入試で求められる「思考力」・「論理力」・「判断力」・「表現力」などは、そのままこれから先、中学入試のシーンでも求められる能力となっていくことでしょう。

しかし、「思考力」や「論理力」というものは一朝一夕に身に付くものではありません。その本質の理解のためには、適宜必要とする学習的な刺激を受け続けることが必要です。

『エミール』は、小学校低・中学年時に習得しておきたい「思考力」の構築を算数道場やパズル道場で、「論理力」の基盤を論理エンジンで計画的に養成していきます。

『エミール』から、子どもたちがこれからの時代を生き抜くための力…「思考力」・「論理力」…を生み出す創造性豊かなアプローチを始めましょう。